報告
世界大会(World Championships 2011)/ Oct.23.2011
10月23日にエッセンで行われたカルカソンヌ世界選手権は、23ケ国の代表にディフェンディングチャンピオンを加えた24人で行われ、日本代表の小向真之介さんは準優勝の快挙を上げました。
世界選手権は、予選6試合をスイスドロー方式で行われました。小向さんは、予選5試合終了時で、4勝1敗の暫定2位につけましたが、同じく4勝1敗の暫定3位だったチェコのプレーヤーに負けて4勝2敗となりました。
予選1位通過は6戦全勝のドイツ代表、2位通過はドイツ代表にのみ負けたチェコ代表、3位通過の小向さんは、予選1位通過のドイツ代表と、2位通過のチェコ代表に負けていました。同じく4勝2敗で4位通過した、オランダ代表には、小向さんは勝っていました。24人でスイスドロー方式で6試合行われると、上位者は予選段階でほとんどあたってしまうということでしょう。
準決勝は、2位通過のチェコ代表と、3位通過の小向さんが当たり、今度は小向さんが勝ちました。
1位通過のドイツ代表は、ここで4位通過のオランダ代表にこの日唯一の負けとなり、最終3位となってしまいました。
決勝戦は、互いのコマを殺しあうジリジリした戦いでしたが、最終的にオランダ代表がキータイル(道つき修道院)を引いて草原を支配して勝ちました。
過去5回の世界大会で、4度も優勝しているディフェンディングチャンピオンは3勝3敗と、若手の台頭に沈んでしまいました。
なお、過去5回の世界大会の覇者はいずれもドイツ人で、今回もドイツチャンピオンは予選無敗でやはり一枚上なのかもしれませんが、最終的に優勝は初めてドイツ人以外の人が取りました。
会場風景
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